冊子ある故に部活あり
はじめに
どーも。ついに退院日が確定し、苦節二か月の入院生活に終止符を打つことができそうな編集長です。長く苦しい戦いだった・・・。入院生活についても今後ブログで触れていきたいのでよかったら見てやってください。
冊子紹介の時間だゴラァ!?
はてなブログに投稿しました #はてなブログ
— くずな編集長 (@eK9g2e4EIOfFpOi) 2021年4月12日
佛教大学の新入生いらっしゃい!!
新入生 いらっしゃい!!(部活紹介) - くずな編集長の日記https://t.co/KQZg0iyjb8
前回の部活紹介でもお話ししましたが、うちの活動の最大の目玉にして最大のネックなのが冊子です。皆さん四苦八苦しながら今回の春休み期間にも一人3000字以上のレポートを書き上げてもらいました。
前回の夏冊子は新型コロナウイルスの影響で制作中止となってしまったので三回生にとっては一年ぶりの、二回生にとっては初めての冊子になりました。部員の皆さん本当にお疲れさまでした。(今後の査読・製本に目を背けつつ)
そこで今回は部員の皆さんがどんな時代やテーマで冊子を書いているか簡単に紹介します。
冊子は自由である
三回生の場合
ウチの部活の冊子のテーマは「歴史学に関連していれば自由」としています。といっても神話学や民俗学の分野も許容範囲なので結構緩くはあります。(だからと言って社会学などの別の分野や根拠のない与太話までは許されませんが・・・)
そのため今の三回生はなかなか奇抜なテーマに挑戦する人が多く、過去には『タピオカの歴史』や『各神話における蛇の役割』を執筆したりと編集長の知識の外からのアプローチが多く、私泣かせな学年でもあります。(誰がタピオカの歴史に対して意見言えるんや・・)
査読*1中の編集長
割合としては文化史分野と近世に人が集中しており、皆がやりたいことが明確なので冊子のテーマに一人一人の個性が強く反映されている世代といえるでしょう。(やめてください査読で死んでしまいm
現三回生が過去に執筆した冊子テーマ一覧(去年の春冊子)
周礼と中国の都城 |
福知山城の歴代城主 |
タピオカの歴史 |
源頼朝と鎌倉幕府の展開 |
田沼意次による経済政策 |
初期神泉苑の変遷と祇園御霊会について |
神話における蛇は善か悪か |
動物と人の関わりの歴史について |
長崎海軍伝習所と勝海舟の学習について |
松平定信と寛政の改革 |
発生初期の日本の「城」 |
出雲大社とその権力 |
など
二回生の冊子所感
今回の春冊子の査読を行っている中で、二回生は三回生に比べていろいろな時代区分や分野で書いている印象を受けます。査読中なので今後の修正もあり、テーマはまだ公開できませんが、一つの世代の中で幅広い分野に分かれていることはお互いの専門を共有できる点において強みになりそうなので、今後の冊子も楽しみです。
書かれた冊子のその後(査読・製本)
皆さんが書き上げたものはその後私たち冊子編集担当を中心に部内で査読が行われます。ここで内容の修正や、文章の校正、場合によってはレポート自体の書き直しを要請したりします。
これらを通して内容を確定すると、皆のレポートを冊子形式に編集し、大学の輪転機*2で何十部か印刷してコピー誌として大学構内に設置して公開します。結構教授なども読まれるのでクオリティの高い内容を書ければ教授の目にも止まるかもしれません。
最後に
冊子はウチの部活が「学生歴史学研究会」であるためにも一番重要な活動になっています。長期休みに自主的にレポートを書くことはたしかに負担ではありますが、いずれ来る卒論に向けて歴研のレポートを通して準備しておくことは決して無駄にならないです。また、レポートの書き方や図書館の活用術、Office365の活用方法などをゼミに先行して学ぶこともできます。
歴史学に興味がある・ゼミでより良い成績をとりたい・様々な分野にまたがって歴史の知識をつけたい・レポートの書き方を勉強したいといった人は我らが歴研の冊子に非常に向いていますので検討してみてください。
次回はフィールドワークについてやみんなが書いた冊子を一つずつ個別に紹介していくので今後もよろしくです。
新入生 いらっしゃい!!(部活紹介)
春といえば出会いの季節
どーも。入院中のお供の一つ『けいおん!』がアニメ開始から十年以上経っていることに驚きを隠せない今日この頃です。私が入院している間に佛教大学でも部活の新入生勧誘が始まっているそうで、「春だなぁ」と病室内でも感じることができました。いやー出会いの季節にニートになった私をよそに世間の時間は容赦なく進んでいきますね~。
今回はそんな新歓を行っている自分が所属している部に病室からでも何かできないかと考えて簡単な部活紹介を行います。
ようこそ!!学生歴史学研究会(歴研)へ!!!
名前だけ見れば仰々しい部活ですがやっていることはシンプルです。
1.週一回のミーティング
2.月一回のフィールドワーク(*)
3.年間二回のレポート・冊子作成
4.年一回の合宿・遠距離フィールドワーク(*)
活動はこれだけなので歴史に興味があれば「がっつりと部活はしたくないけど何かしらのコミュニティには入りたい」ぐらいのノリで入ってみると楽しいです。(先輩に変なのばっかいますが)
(*)は現在スペイン風邪以来100年ぶりの大型新人新型コロナウイルスによって左右されちゃいますが、「いろいろな名所・仏閣行きたかったけど一人だと行きづらい」という人にはピッタリではないかなと思います。それに先輩方から歴史的建造物の新しい見方や考察なんかも知れるかも( ^ω^)・・・。
週一回のミーティングも基本は連絡事項伝えて解散なので、部員との交流する時間として自らの歴史への熱い情熱を先輩方にぶつけると、彼らも変人なので同じぐらいかそれ以上の熱い考えを返してくれるでしょう。
情熱あふれる先輩方(一部)
ウチの部活内容の肝にして最大のネック【冊子制作】
最後のレポート制作ですが、こいつがウチの唯一の厄介ポイントです。3000字以上のレポートを夏と春の長期休みに書いてもらうのですが、毎年新入部員も先輩方も四苦八苦しています。実際何もしなくていい休みに、基本的な量である3000字とはいえレポートを書くことは案外しんどいことです。期限が迫ってくるとプレッシャーもかかって最高に追い込まれてきます。(結果締め切りに間に合わない人もチラホラ...)
しかし、今後授業や卒論を書くうえでレポートの書き方に慣れておくことは決して損ではないですし、なにより歴史学に関連していればテーマは自分の自由です。つまり、自分の興味ある分野に対して情熱を注ぎ、長期休みかけてじっくりと調べ上げレポートにする。これができればその休みは何事にも代えがたい貴重な経験となるでしょう!!
更に先輩方や同級生の書いたレポートも部内にいれば読み放題なので、自分の興味の外にあった分野についても触れることができ、自らの知見を深めることができるのも冊子制作の良い点です。
初めてのレポートで何を書きたいかわからない!という人向けに、冊子編集委員や先輩方からのアドバイスやサポートもあります。また、入部すればワタクシ謹製の「レポートの書き方」もお渡ししますので、大学でレポート執筆を極めたい人にも歴研おすすめです。
最後に
大学というのは極端なもので、何も動かないものには何もありません。いくら有名大学に在籍し、素晴らしい規模の図書館や研究の先端を行く教授が在籍していても、それらに対して自らがアクションを起こさなければ何も起こりません。ただ待っていても面白いことは起きないのです。
そんな面白いことを探す第一歩として歴研というコミュニティを活用してみてはいかがでしょうか?
~皆がすなるぶろぐというものを素人がしてみんとてすなり~(意訳:よろしくお願いします!!)
入院はクソだ!!!
ということでブログをはじめました。よろしくお願いします。
二月中旬に緊急で入院し、ようやく快方に向かって気づいたら外では桜が散っていた・・・。
季節の移り変わりを一切感じないまま迎えた21年目の春、私は大学へ休学届を出しました。お薬の影響で外にも出れずバイトもできない。つまり一年間ニートの出来上がりです。なのでまずブログを初めて少しでも自分に刺激を与えていきたいと思います。
ダラダラと投稿していきますのでよろしくお願いします。また、退院後もイベントが目白押しなのでそれも随時書くかもしれないのでよろしくお願いします。
プロフィール
成人済み 学生(休学) 歴史系の専攻 部活にて冊子の査読・制作を担当
入院理由 潰瘍性大腸炎
退院後にYoutubeでの活動を考えていますのでその時はよろしくです。
今後書く予定のもの
・長期入院での出来事やらなんやら(病状:潰瘍性大腸炎)
・歴史関連(部活で作ったレポートなど紹介できれば)
・自分の趣味関係 (PC関連・アニメ・ゲーム・読書等)